「クラウン・スポーツ」受注開始 トヨタ、専門店を神奈川、福岡に開業
トヨタ自動車は6日、スポーツタイプ多目的車(SUV)の高級車「クラウン・スポーツ」の受注を開始したと発表した。ハイブリッド車仕様で、スポーティーな外観と足回りのしなやかさを追求した。
「クロスオーバー」での特別仕様車も12月ごろに発売する。またクラウン初の専門店「THE CROWN(ザ・クラウン)」を神奈川県、福岡県内に同日開業した。車両を展示し、試乗も受け付ける。店舗は今後、愛知県、千葉県、東京都内でも開業を予定している。
クラウン・スポーツは、後輪にかけて泥除けの役割を持つフェンダーを大きく張り出したデザインが特長で、低重心感を持たせた。ステアリングは低速時に軽快感、高速時に安定感を持たせ、車両を操る楽しさを味わえる。希望小売価格は590万円(税込み)。
堤工場(豊田市)で生産し、月間700台の販売を目指す。12月ごろにプラグインハイブリッド車仕様を発売する。
同日、トヨタ系で定額課金(サブスクリプション、サブスク)サービスを手がけるKINTO(キント、本社名古屋市)でも、サブスクでの取り扱いを始めた。税込みで月額6万6550円から利用できる。6日時点でサブスクでの納期は2~4カ月程度という。
新型クラウンシリーズは、昨秋に第1弾となる「クロスオーバー」タイプを発売。全4車種で展開予定で、11月ごろに「クラウン・セダン」、23年度内に一回り大きい「クラウン・エステート」を発売予定。
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