ラリー・ジャパンで交通安全訴求 トヨタ・モビリティ基金
トヨタ自動車が設立した一般財団法人トヨタ・モビリティ基金は、ラリー・ジャパン開催に合わせ、交通安全の重要性などを訴求する取り組みを行った。主催する豊田市がラリー・ジャパンを「交通安全推進の場」と位置付けており、その方針に賛同した。
名鉄豊田市駅前の商業施設「T―FACE」内に、子どもに交通安全の重要性を伝えるコーナー「交通安全ひろば」を開設。仮想現実(VR)で歩行者の危険を体感できる装置、豊田市内で交通の危険が潜む場所を知らせるシステム「ヒヤリハット体験マップ」などを体験してもらっている。
同コーナーは、自動車業界の企業トップが交通安全に関して議論する「タテシナ会議」での話し合いをもとにした取り組みの一環で実施。12月24日まで開設している。
このほか、ラリー・ジャパン主要会場の豊田スタジアム(豊田市)内で、障害者でもモータースポーツを楽しめるコンテストでの優れた製品を紹介。Humonii(神奈川県)は利用者の体重移動で自在に動く電動車いすを展示。また、JDSC(東京都)はSNS(交流サイト)の文字を音声で知らせ、視覚障害者でもレース状況を把握しやすい技術を紹介した。
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