今仙電機製作所 産業用機器の製造販売参入 第１弾は「電動アクチュエーター」
自動車のシート部品などを製造する今仙電機製作所（本社犬山市）は、産業用機器の製造、販売に参入する。製造現場の自動化などに貢献する駆動機器「電動アクチュエーター」の試作品の開発を10月末までに完了。順次自社工場で実証試験を進める。２０２５年から販売する。脱炭素化を背景に製造業の間で広がる「工場のエアーレス化」の進展を見据え、エアシリンダーからの置き換え需要を取り込みたい考え。27年ごろには、売上高数億円規模の事業に育てる狙いだ。
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