名フィル 来年度テーマは「喜怒哀楽」 定期演奏会ラインアップ発表
名古屋フィルハーモニー交響楽団(名フィル)はこのほど、2024年4月~25年3月に開催する演奏会のラインアップを発表した。発表会見には同楽団音楽監督の川瀬賢太郎氏らが出席し、演奏会への意気込みを語った。
定期演奏会のテーマは「喜怒哀楽」。全11プログラムを用意しており、各2回で全22公演を愛知県芸術劇場コンサートホールで開催する。シーズン最初の4月公演は、桂冠指揮者の小林研一郎氏がスメタナ「連作交響詩『わが祖国』」を指揮。9月公演では、名誉音楽監督の小泉和裕氏がタクトを取る。
10月公演は、川瀬氏が指揮者として登場。ベートーベン(シュルホフ編)「失われた小銭への怒り」をはじめ、グルダ「チェロ協奏曲」などを演奏する。チェロ演奏には、佐藤晴真氏を迎える。
定期演奏会以外では、Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホールで全5回の「和欧混交」と題した演奏会など、豊富なラインアップを用意している。
川瀬氏は「名フィルの良さを生かしながら、新しい音の引き出しを作りたい」と意気込みを語った。
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