グッドスピード、調査委設置 不適切会計の疑いで 愛知の2店舗閉鎖 特損1億6千万円計上
中古車販売を手掛けるグッドスピード(本社名古屋市)は29日、公表済みの決算に関して不適切な会計処理の疑いがあるとして、外部の有識者で構成される調査委員会を設置すると発表した。同社は8月、過去4か月間の保険金請求について自主調査し、不適切な事案があったことを発表している。本件との関連は明らかにしていない。
不適切な会計処理については、監査法人から9月14日に指摘があった。その後、公正性を確保した調査が必要と判断し、調査委の設置を決めた。
調査委では会計処理のほか、類似事象の有無、業績への影響の有無などについて調査する。そのほか、社内体制の不備の有無や原因究明、再発防止策の策定まで行う。
愛知の2店舗閉鎖/特損1億6千万円計上
グッドスピード(本社名古屋市)は29日、経営資源の集中などを目的に、愛知県内の2店舗を閉鎖し、2023年9月期連結決算で、特別損失1億6千万円を計上すると発表した。
閉鎖するのは、「グッドスピード春日井ミニバン専門」(春日井市)と、「グッドスピード中川・港SUVカスタム専門店」(名古屋市港区)。閉鎖日は9月30日。
両店舗ともに、近年オープンした大型店が近隣にあり、販売やアフターサービス機能を大型店に集約する。
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