あいちFG、法人専用取引サイト立ち上げ
あいちフィナンシャルグループ(FG)は12日、法人専用の取引サイトを今後立ち上げると発表した。早ければ11月に開始する予定で、2025年3月末に1万2千件の登録数を目指す。預金残高や入出金明細の照会機能などの金融サービスと、ビジネスマッチングなどの非金融サービスをオンライン上にて、ワンストップで提供する狙いだ。
同日、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進計画を策定したと発表した。法人専用の取引サイト「法人ポータルサイト」は、法人インターネットバンキングとの連携機能などを提供する予定。サービス開始後は、あいちFGのグループ企業や協力企業と連携を強化し、サービスを拡充する。このほか、法人向けではICT(情報通信技術)コンサルティングサービスの提供を通じ、取引先の経営課題解決を支援する。
個人客に対しては、銀行アプリの機能拡充などに取り組み、利便性向上に努める。25年3月末の銀行アプリ登録数は、20万件を目指す。23年3月末実績比で6割強増の水準を狙う。銀行アプリ登録数は、傘下の愛知銀行で約7万7千件、中京銀行は4万4千件。
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