中部経済連合会と百五銀 三重の食材をにぎりずしでPR 大使館・領事館の外国人職員に
三重県の食材を在日大使館・領事館などの外国人職員に発信するイベントが7日、名古屋市中区のナディアパークで開かれた。同県食材の輸出拡大や訪日外国人客の誘客をねらいに中部経済連合会と百五銀行が企画し、すしを通じてアピールした。
イベントは「Experience Mie~”Mie Sushi”とそれを彩るものづくり~」で、米国や中国、フランスなど12カ国・1地域の在日大使館・領事館、海外政府機関の関係者約70人が来場。このうち外国人職員は約40人だった。
会場では三重県産のマダイ、ブリ、サワラ、松阪牛のにぎりずしが振る舞われ、来場者は「美(うま)し国」と呼ばれる三重の食を実感。米国の関係者は「全てがおいしい」と満足そうだった。すしは同県立相可高校食物調理科の生徒が握り、すししょうゆ、すし酢も同県産を使用した。
また、会場には伊勢木綿や万古焼など伝統の三重県産品が展示され、地酒、クラフトビールの試飲も行われた。
中経連副会長を務める同行の伊藤歳恭会長は英語であいさつし、「三重の食材をどのように紹介するのが効果的か議論する中、すしが新たな価値観を生み出すと思った」と話した。(三重)
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