十六銀行と十六TT証券 岐阜・愛知応援ファンド組成 信託報酬の一部を地域還元
【岐阜】十六銀行と十六TT証券は、地域応援ファンド「NOBUNAGA FAN DO!(ノブナガファンド)」を組成した。岐阜・愛知県の上場企業などへ投資し、信託報酬の一部を地域社会へ還元する。東海地方で同様のファンドは初めて。運用は明治安田アセットマネジメント(本社東京都)が行い、十六フィナンシャルグループのオリジナル投資信託として十六銀と十六TT証券が販売する。
同ファンドで扱う銘柄は全て国内上場銘柄。全体の2~3割を岐阜・愛知県関連株式、7~8割を高配当日本株で構成する。岐阜・愛知関連株式では各県26社へ均等に投資する。また、信託報酬の0・2%を地域の未来づくりを支援するような地方公共団体などへ寄付する。
1月初旬から顧客に対して案内を開始し、現時点でファンド規模は約66億円。
31日行った会見には十六銀の所孝一取締役常務執行役員や十六TT証券の太田裕之社長、明治安田アセットマネジメントの中谷友行専務執行役員らが出席。所氏は「地元企業に投資をして、地域社会への貢献にもつながる親しみやすい商品だ」と話した。
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