東京で代表者会議 トヨタ、新ビジョンを販売店と共有
トヨタ自動車は31日、東京都内で販売店のトップが集まる「全国トヨタ車両販売店代表者会議」を開いた。販売店のトップら約240人が出席。豊田章男会長が30日に公表したトヨタグループの新ビジョンに込めた思いなどを販売店と共有した上で「グループ各社が主権を現場に取り戻したとき、トヨタグループは未来も必要とされる。責任者としてグループをリードする。皆さまの変わらぬご支援をお願いしたい」と呼びかけた。
また、佐藤恒治社長は「モビリティカンパニーの核となるのは、もっといいクルマづくり。内燃機関のさらなる活用を視野に入れ、運転して楽しいクルマを造り続ける」と強調。その上で電気自動車(EV)開発に触れ、「目指すべきEVは(車載ソフトによって性能が左右する)『ソフトウエア・デファインド・ビークル』だ。新たなクルマを発明する思いで挑戦を続ける」と力を込めた。
国内販売事業本部の友山茂樹本部長は「トヨタの強みは地域に根差した実店舗のネットワークだ。トヨタらしい販売店の未来づくりに皆さまと挑戦したい」と話した。
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