江南会議所 正副会頭ら和太鼓チーム結成 市内イベント盛り上げへ
江南商工会議所の正副会頭らが和太鼓チームをつくり、2025年2月のデビューを目指して練習に励んでいる。今後、「こうなん藤まつり」など市内で開かれるイベントで演奏する予定。伝統文化を通じて江南市の活性化に貢献したい考えだ。
和太鼓チームは「江南鼓藤舞(こうなんことうまい)保存会」。同会議所の杉浦賢二副会頭が発起人となり、昨年8月に結成した。会長には松永金次郎会頭、顧問には野田泰義名誉会頭と澤田和延江南市長が就任。和太鼓や法被は、会議所会員らの寄付金で賄った。会議所の青年部や女性会のメンバーら約20人が月2回、会議所大ホールに集まり練習している。正副会頭や滝紀彦専務理事も参加している。
小牧市のスタジオを拠点に和太鼓の指導、演奏を手掛ける吉村純一氏が講師を務めている。
演奏する曲はオリジナルの「江南鼓藤舞」。江南市の曼陀羅寺に咲くフジの花と和太鼓の共演を意味する。演奏中、正副会頭の列と会議所青年部の列を入れ替えて世代交代を表現するなど、演出にもこだわる。
今後、メンバーを広く募っていく。杉浦副会頭は「和太鼓の輪を広め、市内のいろいろな場所で演奏することで、にぎわいを創出したい」と話している。
(尾張)
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