アイシン 刈谷で相乗りタクシー実験 小学校と塾、自宅をつなぐ
アイシンは9日、刈谷市と連携し、同市内の小学校と塾などの習い事先、自宅を相乗りタクシーでつなぐ「放課後の子育てMaasプロジェクト」の実証実験を開始すると発表した。市内二つの小学校を対象に、15日から2月16日まで実施する。保護者の子育て負担の軽減などが狙い。
実証実験は、国土交通省の「地域交通共創モデル実証プロジェクト」に採択された。小学校とつながりステーション(産業振興センター)、習い事先、自宅を相乗りタクシーでつなぎ、カーナビ技術を応用することで最適な経路を割り出して子どもらを送迎する。
つながりステーションは、独自の教育プログラムを提供するとともに、習い事の時間まで子どもが待機する居場所としても利用可能。保護者は、送迎と教育プログラムを一元的に見える化した専用システムから予約ができる。実証実験を通じて、需要や実用性の確認を行い、本格運用に向けた検討を進める。
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