名証で「大発会」 140人が新年の活況願う
名古屋証券取引所は4日、2024年最初の取引に当たり、名古屋市中区の同取引所で「大発会」を行った。証券会社の幹部や役職員ら約140人が出席し、万歳三唱で今年の活況を祈った。和装の参加者が前列に並び、会場に彩りを添えた。
名証の竹田正樹社長は、愛知県が10月に開設する予定のスタートアップ支援拠点「ステーションAi」に触れ、「自動車産業が大変革期の中、既存の産業基盤とスタートアップが結びつくことで新産業が創出され、中部地域が日本経済のけん引役となることを期待している」と語った。
また、今年の干支(えと)「辰(たつ)」について、相場格言「辰巳(たつみ)天井」に言及。「辰年と巳年は高値を付けるといわれており、上昇相場が期待できる」とした。さらに「新NISA制度の開始などで、証券界が飛躍する年になることを願う」としめくくった。
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