設計開発請負のジェイテック 名証メイン市場に上場
設計開発請負や技術者派遣を手掛けるジェイテック(本社東京都、藤本彰社長)は25日、名古屋証券取引所メイン市場に上場した。東証グロース市場との重複上場となる。名証で上場セレモニーと記者会見が行われ、藤本社長は「これまで製造業の集積地として東京から名古屋を見てきたが、上場を機に名古屋経済界の一員となり、自動車産業の変革期をビジネスチャンスにしていきたい」と述べた。名証上場は今年8社目。
同社は、1996年設立。自動車関連や産業用機器、半導体メーカーなど幅広い分野の設計・開発に関する請負、業務受託を主力に展開している。2023年3月期の連結決算は、売上高が31億7700万円、純利益が1億3100万円。
藤本社長は「名古屋地区と浜松地区で、売上高構成比は4割を占める。地域で今後、生まれる新技術のために役立ちたい」と述べた。
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