名鉄、神宮前駅西側の商業施設名 「あつたnagAya」に
名古屋鉄道は20日、名古屋市熱田区の神宮前駅西街区で開発中の商業施設の名称が「あつたnagAya(ながや)」に決まったと発表した。第1期の開業は2024年9月、2期開業は同年12月をそれぞれ予定している。
名鉄は、熱田神宮の参拝客らを想定した商業施設を計画。敷地面積は約7千平方メートル。延べ床面積は約1100平方メートル。3棟の木造平屋建ての建物に、地域で長年親しまれている店や、食べ歩きも楽しめる地域食材を使った店など、3棟合計で15店舗程度が集積するほか、キッチンカーなども誘致し、にぎわいを創出する。
商業施設の名称には、所在地「熱田」のひらがな表記と、近隣とのつながりを大切にする施設などを目指す「長屋」を使用した。名古屋弁の特徴的な語尾である「がや」を末尾に付けることで名古屋らしさを表現した。
なお、施設は愛知県産のスギやヒノキ材を多く利用。木材利用の意義や優れた特性をPRする木造施設を支援する愛知県補助事業「2023年度木の香る都市づくり事業」に採択された。
歴史・文化的で緑の多い熱田神宮周辺エリアに位置する施設として、地域の魅力をデザイン面でもアピール。国内外から多くの集客を目指す。
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