初の女性工場長誕生 トヨタ、来年1月の幹部人事
トヨタ自動車は30日、2024年1月1日付の役員・幹部職人事を発表した。執行役員では、中嶋裕樹副社長が商用車開発のCVカンパニープレジデントを外れ、技術部門などに専念する。役員や幹部職の体制を大きく変えずに維持して、次世代に備える。また、トヨタ初の女性工場長として、鎌田祐子氏が衣浦工場(碧南市)の工場長に就く。
鎌田氏はユニット統括部や下山工場の第一エンジン製造部などを歴任し、現在は生産本部の安全健康推進部部長を務めている。
トヨタは適材適所で柔軟な人材配置を進めており、その一環。衣浦工場では変速機などの駆動系部品を生産している。多様性ある人材登用を進めて、現場の新たな競争力を引き出す。
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