世界生産累計3億台 トヨタ、88年2ヵ月で達成
トヨタ自動車は6日、今年9月に世界生産の累計台数が3億台の大台に到達したと発表した。1935年8月に豊田自動織機製作所(現豊田自動織機)の自動車部で「G1型トラック」を造り始め、88年2カ月で達成した。これまで97年に累計生産1億台、2012年に2億台の大台を突破していた。
累計生産3億台の国内外の内訳は、国内が1億8052万台、海外が1億1960万台。車種別で最も多いのは、グローバルに展開している「カローラ」で、シリーズ全体で約5339万台に上る。
豊田章男会長は累計生産3億台について「トヨタの仲間、仕入れ先や販売店、ステークホルダーの皆さまはじめ、数多くの先人たちが日々積み重ねてきた仕事の証だ」とコメントを寄せた。
また、佐藤恒治社長は「自然災害や火災など不測の事態で思うようにクルマを造れない危機に直面するたびに、生産復旧や生産変動への対応に取り組んできた。これからももっといいクルマづくりに全力で取り組む」とコメントした。
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