下呂市とさとふるがCF型ふるさと納税 下呂温泉花火公演への寄付募る 物価高で資金不足懸念
下呂市とふるさと納税ポータルサイト運営のさとふる(本社東京都)は1日、クラウドファンディング(CF)型ふるさと納税サイト「下呂温泉花火ミュージカル冬公演で多くの方に勇気と感動を与えたい」を開設し、サイトから寄付受け付けを開始した。目標寄付額は100万円。受付期間は12月29日まで。
下呂温泉では、12月の毎週土曜日に「下呂温泉花火ミュージカル冬公演」を開催している。音楽に合わせて花火が打ち上がり、冬の名物イベントになっている。
運営資金は企業の協賛金などで賄っているが、今年は物価高騰の影響で花火代金、運搬費用など経費が大幅に増加する見通し。そこでCF型ふるさと納税のかたちで広く寄付金を募ることにした。
今回の寄付金額に対する返礼品は、4千円で下呂温泉名物・ます屋のゆずようかん1本、9千円で今井農園完熟トマトジュース5本、3万4千円で下呂温泉宿泊利用クーポン券1万円分、10万円で同クーポン券3万円分など。
花火公演イベントは、下呂温泉街の下呂大橋上流・飛騨川河川敷で行われる。午後8時から15分間、約5千発を打ち上げる。さらに、12月24日にはクリスマスの特別公演として、30分間に約1万発を打ち上げる予定。(東濃)
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