日本ガイシ「新エネ促進大賞」受賞 網走市と共同出資のあばしり電力
日本ガイシ(本社名古屋市)は1日、網走市と出資して立ち上げた地域新電力会社、あばしり電力(本社網走市)の取り組みが、再生可能エネルギーの効率的利用の先進モデルと評価され、北海道が主催する「令和5年度北海道省エネルギー・新エネルギー促進大賞」の新エネルギー部門大賞を受賞したと発表した。
あばしり電力は、網走市潮見地区に太陽光発電設備と電力貯蔵用NAS電池を設置し、自前の送電線で、潮見小学校と潮見コミュニティセンターに電力を供給している。通常は両施設に供給し、停電時には、非常時のバックアップ電源として活用する。
北海道は2002年度から、省エネルギーの促進と新エネルギー開発・導入に関して、顕著な功績のある個人、団体を対象に表彰を実施している。日本ガイシが受賞した新エネルギー部門大賞は、新エネルギーの先例となり、波及効果が高いと認められるものに贈られる。
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