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メッセナゴヤ実行委員長 加留部淳氏に聞く 変化の時代にビジネスチャンスを 大企業と中小企業の交流促す 8日からリアル展示会

「若い人たちにも関心を持ってほしい」と語る加留部委員長(名古屋市内で)
「若い人たちにも関心を持ってほしい」と語る加留部委員長(名古屋市内で)
 日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2023」(協力=中部経済新聞社など)のオンライン展示会が1日、始まった。会期は30日まで。主催は愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所で構成するメッセナゴヤ実行委員会(委員長=加留部淳・名商副会頭、トヨタ自動車アドバイザー)。リアル展示会は8~10日に名古屋市港区のポートメッセなごやで開く。加留部氏は1日、本紙などの取材に応じ「変化の時代に、出展者と来場者のビジネスチャンスの拡大に貢献したい」と話した。

 デジタル化やカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)などをテーマに823社・団体(リアル展示会は781社・団体)が出展。入場は無料。

 加留部氏はポイントを大きく三つ挙げた。一つは大企業の出展を増やした点だ。大企業の出展割合は、22年の前回が8%に対し、23年は16%に増えた。「変化の時代に大企業の考えを中小企業の皆さんに知っていただくのはとても有益なこと。大企業と中小企業のトップ同士が交流する機会をつくりたい」と話した。

 二つ目のポイントについて「次の世代を担う若い人たちに、ぜひ関心を持ってほしい」と強調する。クイズ王で知られ、多くのメディアで活動する伊沢拓司氏のセミナー(定員300人)は、事前申し込みは満員になったものの、当日の増枠を決めた。加留部氏は「若い人は、国を変えていくドライビングフォース(原動力、推進力)になると前から思っている。若い時に世界や他の業界に目を向け、刺激を受けてほしい」とし、学生や若手社員の来場を促す。

 三つ目のポイントとして、異業種交流や現地現物の実践をアピールする。「それぞれの企業が、他の業界などとクロスオーバーが進む機会になれば。どんな企業でも必ず光るもの、勉強できるところがある」と訴える。リアル会場では、オフィスや工場の省力化、生産性向上を実現するDX(デジタルトランスフォーメーション)技術を集めた模擬オフィスを設置するなど、来場者がDX技術を体験できる機会も用意する。

 「現場に来てほしい。今年も、(一体感が創出できるように)会場を一つにした。現地現物でぜひ体験してほしい」と来場を呼び掛けている。

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