スタートアップ育成で連携強化 中経連、ステーションAiと協定
中部経済連合会は24日、愛知県が建設中のスタートアップ支援拠点「STATION Ai(ステーション・エーアイ)」の運営事業を担う「STATION Ai」(本社名古屋市中村区)と包括連携協定を結んだと発表した。中部圏におけるオープンイノベーションの活発化や、スタートアップを生んで育てるエコシステム(生態系)の確立に向け、連携を強化する。
協定を結んだ両者は、現在運営するスタートアップの拠点に関するノウハウやプログラムの情報共有による相乗効果の創出などを狙う。
中経連は名古屋市と連携し、スタートアップ育成拠点の「ナゴヤ イノベーターズ ガレージ」(名古屋市中区栄)を2019年に開設。スタートアップの育成に積極的に取り組んでいる。
STATION Aiは、24年10月に開業予定の国内最大規模のスタートアップ拠点の整備・運営事業を行う特別目的会社だ。開業前の支援拠点も運営し、スタートアップに対する総合的な支援を行っている。
今回の協定を通じ、ガレージで学んだ起業家が、県のスタートアップ拠点を実証実験の場として活用するなどの具体策を検討していく。
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