産業振興策など大村知事に要望 碧海経済サミット開催
【刈谷】碧海5市の3商工会議所と2商工会は20日、安城市のホテルグランドティアラ南名古屋で2023年度の「碧海経済サミット」を開催した。各団体のトップらが出席し、産業振興施策やインフラ整備に関する要望書を愛知県の大村秀章知事に手渡した。
冒頭、本年度サミットの担当幹事として、高浜市商工会の石川伸会長があいさつ。「碧海経済サミットは1988年にスタートした。歴史あるサミットを実りあるものにしたい」と述べた。その後、各団体のトップが地域の課題を説明しながら、産業振興支援施策やインフラ整備について要望した。
産業振興策では、エネルギー価格上昇や価格転嫁交渉に対する支援、コロナの影響が重荷になっている事業者へのサポートなどを盛り込んだ。インフラ整備では、西三河地域の幹線道路網の整備や、衣浦港の物流・防災機能強化などを求めた。
大村知事は「本日いただいた貴重なご要望については、取り組めることから、着実に取り組みたい」と話した。その後、西三河地区の主要事業概要図を示しながら、道路や駅、学校、港、工業用地などの整備状況を説明。県が進める大型プロジェクトなども紹介した。
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