将棋タクシー運行開始!! 瀬戸将棋文化振興協会&瀬戸自動車運送
瀬戸将棋文化振興協会(水野和郎会長)は20日、「マルセタクシー」の愛称でタクシー運行を手掛ける瀬戸自動車運送(本社瀬戸市山脇町18、柴山隆社長、電話0561・82・2220)と連携し、「瀬戸将棋タクシー」1台の運行を始めた。将棋文化の普及啓発や「将棋のまち瀬戸」のまちづくり推進が狙い。
瀬戸将棋タクシーは、マルセタクシーの白色のタクシー車両の両側面に、プロ棋士をめざす兄妹をイメージしたイラストをラッピングした。イラストは同市出身の漫画家・中島みるくさんが手掛け、兄の「瀬戸将太郎」と妹の「瀬戸将子」が対局する姿などが描かれている。
また、タクシーの屋根の「行灯(あんどん)」を将棋の駒の形にしたほか、ダッシュボードに扇子、座席には将棋盤の絵柄のクッションを設置した。瀬戸、長久手、尾張旭の3市内で運行し、予約もできる。
同日、瀬戸自動車運送の本社で出発式が行われた。水野会長は「藤井聡太八冠の偉業達成は瀬戸市民の誇り。協会として、藤井八冠のさらなる活躍を祈願するとともに、新たな棋士が瀬戸市から誕生することを願っている」とあいさつ。
柴山社長は「イラストも大変親しみやすいキャラクターで、将棋タクシーと呼ぶにふさわしい車両に仕上がった。地元が少しでも盛り上がれば」と語った。
同協会では今後、「瀬戸将太郎と瀬戸将子」をイメージキャラクターとし、将棋文化の普及に活用していくという。 (尾東)
記事をもっと読むには・・・