東京の展示会で見本要請6328点 FDC 来場者数は42%増
【尾張】一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)は13日、東京都内で開催したテキスタイルの展示会「2024/25 Autumn & Winter Bishu Material Exhibition」(=BME)で、バイヤーからのサンプルリクエスト点数が6328点あったと発表した。来場者数は、2日間の会期で前年比41・8%増の868人。同時開催のオンライン展示会には98人が参加した。
同展は9月27、28日の2日間の日程で開かれた。尾州産地のテキスタイルメーカー12社が参加。約1020点の新作とパリのネリーロディ社のトレンド情報をもとに制作した素材約150点を展示し、商談を行った。
バイヤーからのサンプルリクエストでは、質感の良い素材や明るい色目、ウールと他の素材を合わせた複合素材や、起毛素材、ジャカード素材などが好評だった。
また、初開催の若手デザイナー向け講習会には17人が参加。参加者からは「尾州産地のメーカーとの接点が持てて良かった」などの声が聞かれたという。
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