小牧に東海初のBYD販売店 双日オートグループ東海
中古車販売の双日オートグループ東海(本社清須市)は6日、小牧市で中国BYDの正規販売店「BYD AUTO名古屋北」を開業する。東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)で1号店になる。BYDの電気自動車(EV)2車種を取り扱い、月20台の販売を見込む。
開業に先立ち、5日に説明会を開いた。BYD日本法人でマーケティングを担当する遠藤友昭氏は「東海地域はトヨタ自動車のお膝元で、車好きの消費者が多い。一方、国内全体ではEVの普及が進んでいない。EVの市場をつくりたい」と力を込めた。
BYD AUTO名古屋北の所在地は、小牧市間々本町123。ショールームの面積は約240平方メートル。EVのスポーツタイプ多目的車(SUV)「ATTO3」と小型車「ドルフィン」の2車種を扱い、試乗もできる。開当初はスタッフ10人程度を配置。来年初頭には整備工場も操業する。
これまで清須市内に開業準備室を構え、営業活動を行ってきた。1月から累計で約60台の受注を獲得した。50代の男性客が多く、ミニバンなどガソリンエンジン車から乗り換えるケースも目立つという。
BYDは、2025年末までに日本国内で100店舗を構える方針を掲げている。名古屋北で全国12店になった。1月から国内販売に乗り出し、8月までの全国の累計販売台数は700台だった。
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