ぜんそく予防効果を確認 トヨタホーム 高断熱住宅の健康調査
トヨタホーム(本社名古屋市)は28日、住宅の断熱性能や空調方式が子育てファミリーの生活や健康に与える影響について、ウェブ調査の結果を発表した。高断熱と全館空調の住宅は、低断熱と個別空調の住宅と比べ、暑さ、寒さや睡眠などの面で快適で、子どものぜんそくや中耳炎が少ないことが確認された。
居間の結露の発生頻度では、高断熱と全館空調の住宅に住むファミリーの約8割が「たまに発生、発生しない」と回答し、女性の冷えや、アレルギー症状が少ないという結果も判明した。
調査、研究は慶応義塾大学理工学部の伊香賀教授の研究室と共同で実施した。調査対象地域は関東から九州まで。調査対象は①高断熱住宅と全館空調②高断熱住宅と個別空調③低断熱(省エネ基準以下)と個別空調の三つのタイプの住宅で暮らす子育てファミリー。
全文347文字
記事をもっと読むには・・・