スポーツビジネスの活用紹介 名商がイベントを開催
名古屋商工会議所は20日、名古屋市中区の名古屋商工会議所ビルで、スポーツビジネスの価値や活用方法を紹介するイベントを開いた。スポーツビジネスに関するトークセッションや交流会が行われた。名商の会員企業や関係者およそ150人が参加した。
トークセッションは、日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)理事長の高田春奈氏、名古屋グランパスエイト社長の小西工己氏、三菱UFJ銀行サステナブルビジネス部スポーツイノベーションチーム次長/プロジェクト統括の古賀亮氏らが参加した。
スポーツのクラブチームは、地域住民や企業、メディアなど数多くのステークホルダー(利害関係者)とともに形成されたコミュニティーが資産である点や、企業の成功のためにスポーツを有効活用できる点などについて、事例を交えて紹介。名古屋グランパスエイトの小西社長は「(試合が開かれる)その場に行って、勝敗の結果が最後まで分からないことが(スポーツの)醍醐味(だいごみ)だ。グランパスを通じて、CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを伝えてもらえれば」と話した。三菱UFJ銀の古賀氏はスポーツビジネスでCSR活動などを紹介する企業について「きちんと評価していくのが金融機関の役割だ」とした上で、「スポーツを活用することで、企業が打ち出したいメッセージを伝えることができる」など、利点を説明した。
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