中駒産業、名駅周辺に80億円不動産投資
中京銀・旧中村支店跡地に約20億円を投じ、15階建てと11階建ての高層マンションを建設する。15階建ては全36戸で、ファミリータイプの2LDKが20戸、1Kが16戸。11階建てマンションは1LDKのみで20戸。2棟とも1階は商業用スペース、2階以上が住戸となる。30台分の立体駐車場も設ける。
建設地は地下鉄桜通線・太閤通駅から徒歩2分圏内の好立地。入居者を順次募集しており、25年4月から入居可能。法人の一括借りも受け付ける。
また、新たなマンション開発用地として、約20億円を投じ中村区太閤3の土地を取得した。15階建てマンションを建設する構え。西区幅下の三菱UFJ銀行ATM跡地も約10億円で取得しており、14階建てのマンション建設を検討している。
中島社長は「リニア開業への期待もあり、名古屋市内の賃貸需要は高い。下期も名古屋市内を中心に投資・開発を進める」と、さらなる追加投資の可能性を示唆している。
同社は1910年に創業。東海3県を中心にマンションやビルなど約220棟の物件を所有する。22年の年間賃料収入は約46億円。23年は50億円を突破する見込みだ。
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