カゴメ、契約更新せず ジャニーズ事務所性加害問題 中部企業に影響
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、所属タレントをCMなどで起用する中部企業にも影響が広がっている。
カゴメ(本社名古屋市)は、野菜飲料全般の販売促進にアイドルグループ「Travis Japan」を起用している。同グループとの契約期間については公表していないものの、記者会見の内容などを社内で検討した結果、期間満了をもって更新しない予定。同社は「行動規範に人権の尊重を掲げており、性加害をはじめ、いかなる種類のハラスメントも一切容認しない」としている。
メニコン(同)は、遠近両用コンタクトレンズ「ラクティブ」のイメージキャラクターとして、2022年3月から、櫻井翔さんを起用。広報担当者は13日、「ジャニーズ事務所に対し、被害者支援を最優先とし、事務所の構造改革と再発防止の具体的な施策を提示するよう求めている。その動向を確認した上で櫻井氏の契約について判断する」とコメントした。
16年からCMなどに岡田准一さんを起用している日本特殊陶業(同)も、「ジャニーズ事務所の対応を確認しながら、今後、検討を進めていく」としている。
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