金型製造のアイジーエヴァース　本社工場を新築移転　10億円投資　自動化推進、ＢＣＰ対策も

　自動車部品用の金型製造などを手掛けるアイジーエヴァース（本社刈谷市）は、このほど10億円以上を投じて、本社工場を同市半城土町に新築移転した。今月末に本格稼働する。生産効率を高める自動化設備を導入しており、電動車部品向けの金型の生産などを進める。工場の自動化で生産性を高め、２０３０年までに現状20億円前後の売上高を25億円まで引き上げたい考え。旧本社工場は海抜２メートルの場所にあったが、海抜12メートルの新工場に本社機能を移転することで、事業継続計画（ＢＣＰ）対策を整えた。

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