2023年5月13日の記事 書評 ワクチン開発と戦争犯罪 倉沢愛子・松村高夫著 (岩波書店・2530円) 汚れた水脈は絶たれたのか 書評 歴史の教科書は1945年8月の敗戦で日本は民主化、非軍事化されて生まれ変わったと教える。が、現実には政官財の中枢に戦前、戦中の人脈が受け継がれ、独善的体制が残存している面もある。本書は、そうした不都合な真実を「ワクチンと731部隊」の観点... 残り1538文字/全文1658文字 記事をもっと読むには・・・