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都市再開発特集
市制100周年モニュメント
「飛翔」解体で名駅の顔はこう変わる

名古屋駅東口のロータリーと飛翔
名古屋駅東口整備のイメージ

名古屋駅東口のロータリー中央に鎮座するモニュメント「飛翔」が間もなく撤去される。リニア中央新幹線開業に向けて、車道とセットで駅前広場を拡充するためだ。

飛翔は、市制100周年にあたる1989(平成元)年、世界デザイン博覧会の開催に合わせて造られた。デザインは事前に募集した109点から選定。筒状のステンレスパイプ約100本を円すい状に組み立てた構造で、地上からの高さは23㍍、底部の直径は21㍍。完成当初は「光る噴水」として駅前を鮮やかに演出した。しかし水しぶきがロータリーを走る自動車にかかるという理由で噴水は中止。ライトアップは機器の不具合で中止になった。

名駅エリアの"顔"だった飛翔は、駅を利用する歩行者からすると、必ずしも顔としての役割を果たしているとは言い難かった。たとえば歩行者が中央コンコースを通って東口を出ると、飛翔は確かに正面にあるが、車道と乗降場を介しているため、目に飛び込んでくるようなインパクトがない。むしろ駅と街が分断された印象。良くも悪くも自動車社会の象徴だったといえる。

計画では、駅前の歩行者空間を現在のロータリー中心付近まで広げるとともにロータリーを三差路に変更する。またタクシーと一般車それぞれの乗降場を明確に区分することで混雑を解消し、乗り換え動線を初めて訪れる人にも分かりやすくする。「世界に冠たるスーパーターミナル・ナゴヤ」を掲げる名駅エリアの再開発にとって、誰もが利用しやすい駅というのは重要なテーマだ。

新たに整備される駅前広場は、乗り換え先が見渡せ、地下との移動も円滑にできることを目指している。「迷駅(めいえき)」と揶揄される状況の改善に大きく寄与することになりそうだ。

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