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さまざまな人が行き交う(クロス)中庭(コート)のような存在になれば―。
そんな願いをビル名に込めた名古屋クロスコートタワーが今月、開業9周年を迎えた。名古屋駅の東側、オフィスエリアに建つ同ビルは、名古屋鉄道、東和不動産、中部経済新聞社の3社が共同で建設。三方のビルとそれぞれ地下道でつながっており、ハブ(中継拠点)機能を担っている。周辺の再開発とともに新たな賑わいを創出することを目指していたが、コロナ禍で潮目が変わった。新しい日常を見据えた都市のあり方を展望する。