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第2部「先輩社員の仕事紹介」 編集・新入社員:「入社して感じたこと」

皆さん、こんにちは。
編集局経済部で記者をしています小山といいます。今年4月に入社した新入社員です。一年前までは皆さんと同じ就職活動をしていました。
ですから、皆さんに一番近い立場で会社や仕事を紹介できると思います。入社する前と後での感じ方を中心にお話をしますので、短い時間ですが、よろしくお願い致します。

自己紹介と入社動機

出身は千葉県で大学も東京の大学です。名古屋には就職するまで関りはありませんでした。趣味が、旅行で全国の寺社仏閣や史跡をめぐることなので、旅行で訪れた程度でした。
もともと働く場所よりもやりたい事を重視していたので、仕事内容で会社を選びましたね。

この業界を志望した理由は、もともと本を読むことがとても好きだったことが大きかったです。
また、大学では、卒業式などの大学行事を運営する放送部に所属していて、その中で私は進行台本の執筆を担当して多くの文章を書いてきました。文章を書くことも好きになり、そんな中で必然的に文字を扱う仕事がしたいと思い、この業界を志望し、ご縁があって入社する事が出来ました。

仕事内容について

現在の仕事内容ですが、はじめに入社からの簡単な流れをお話します。

中部経済新聞社では、入社から3カ月間は先輩社員について同行取材を行います。5月から6月は決算発表の時期なので、その記者会見へ同行する事が多かったです。3カ月が経過したころから、少しずつ担当を持たせてもらえるようになります。私は、6月下旬頃から情報通信とサービス業を担当するようになりました。

前のスライドにある記事は、業界を担当して3カ月目に書いたウェディング業界全体の課題や新たな取り組みを横断的にとりあげた記事です。いわゆる「まとめ記事」というものですね。
初めて担当を持った記者は、3か月後くらいにそれまでの取材を通した内容をまとめ記事として掲載する事が慣例になっています。

一人で取材するようになっていろいろと大変でした。まず、取材対象をどのように見つけたらよいのか?取材相手のアポを誰に取ればよいのか?手探りの中で試行錯誤しながら取材活動をしました。わからなくなったら、前に担当していた先輩記者に話を聞いたりして色々とアドバイスしてもらいました。

先輩からは「〇〇なら××さんへ話を聞くといいよ。××さんはこんな人だからね。」と担当者の人となりも含めてアドバイスしてくれるんですね。やっぱり記者って人脈が大事なんだと実感させられました。「記者は職人」と呼ばれますが、年月を重ねる毎に蓄積される人脈構築の達人なのかしれませんね。

入社前の不安3つ

つづきまして、入社前に私が不安に思ったことと、入社後にどうだったのかをお話しします。
私が入社前に不安だったことは、スライドにある通り3つありました。

入社前の不安①「記者業務時間が不規則で大変そう・・・」

一つ目は、働く時間についてです。

これは、本当に心配していました。新聞記者のOB訪問などで記者は事件が起こると時間に関係なく取材をするという話を聞いていました。私自身、趣味が多い事もありワークライフバランスはとても気になることでした。
で、実際のところはというと、普通の会社員と同じだなと感じました。中部経済新聞は経済紙ですから事件事故は扱いません。警察回りのような仕事はありません。また、取材対象者も企業です。そうなると企業が営業している時間でしか取材活動もできません。必然的に他の会社の方と同じ働き方になります。

続いて、一日のスケジュールをお見せします。

記事を書く夕方は締切りもあるためあわただしくなりますが、それ以外は特別な点はありません。

入社前の不安②「毎日記事を書くのは大変では?」

つづいて二つ目です。

入社する前までは、日記など毎日何かを書いたことがなく、毎日記事を書くって大変そうと漠然と不安に思っていました。
でも記者になって感じたことは、毎日書かなければいけないことだらけということです。企業活動は毎日行われているわけですから、取材することは山ほどあります。

入社して毎日記事を書いていますが、書くことがないということはないですね。むしろ、どの視点で書けば中経らしい他紙とは違う記事になるのかは常に考えるようになりました。

この独自の視点を持つことは重要で、毎朝出勤すると他紙はどのように書いているのかをチェックします。そこで、気づかされることとかも多いですね。

それから、内容や文字校正を行うデスクが書いた記事を厳しくチェックしてくれます。この視点が足りないのでは?とか、この文章は意味が通じないなど、厳しい指摘を受ける事があります。

でも、このチェック機能こそが新聞の質を担保して信頼あるメディアであるための証なんだと思います。今後は、スキルを上げて赤が少ない原稿を作っていきたいと考えています。

入社前の不安③「経済の知識がなくても大丈夫?」

最後の三つ目ですね。

私は学生時代の専攻が民俗学でした。捕鯨に関する文化を調査して、よく房総半島までフィールドワークで出かけていました。もちろん、入社するまで経済の知識ってほとんどなかっです。だから不安でした。難しい経済用語や業界用語を理解出来るんだろうか?と。

でも、これも杞憂に終わりました。担当業界を持って自らも勉強をするのですが、分からないところは前任の先輩記者へ相談すると丁寧に教えてくれます。
でも、一番勉強になるのは取材相手から教えてもらうことですね。素直に意味が分からないことは質問をします。その場で分かったつもりでも記事を書こうと思うとぼろが出てしまします。わからないことは素直に聞く。この姿勢は大事です。

記者をしていろんな経営者や専門家の話を直接できることは最上のOJTだと思います。
業務を通したスキルアップは他の職種よりも多いかもしれません。毎日新たな発見があり、とても新鮮な気分で仕事をすることができます。とてもやりがいがあって楽しいですね。

だから今は不安よりもワクワクの方が強いかもしれませんね。

職場環境について

次に働く環境についてです。

社内の雰囲気ですが、一言で表現するなら「自由」ですかね。
記者の業務は、個人で動くことが多いです。自ら考えた事を実行していきます。チームプレーで一緒に行動するようなことは少ないです。

なので、スライドの写真のように横について懇切丁寧に教えてくれるという事は正直ないですね。写真はイメージカットくらいの感じで見てもらえるといいかなと思います。(笑)
でも、雰囲気はとてもいいんですよ。担当する業界について、前の担当者から取材先の担当者の人となりなんかの情報を教えてもらいますし、困ったことがあると先輩社員が適切なアドバイスやフォローをしてくれます。
先輩の皆さんには何度助けられたか分かりません。

それから、最近は女性記者も増えてきたので一緒にランチする女子会なんかも定期的に開催しています。そこでは、仕事の話はほとんどしないですね。沢山しゃべるので良いストレス発散になっています。

スライドにある女性記者の先輩は、お子さんが二人いらっしゃって、17時までの時短勤務をされながら、記事をちゃんと仕上げて、一線の記者として活躍されています。そんな姿をみると私もとても勇気づけられますね。

こんな人におススメしたい!

最後にどんな人に中部経済新聞社をお勧めしたいかをお話しして終わりにします。
大きく2つあります。

一つ目は、人とコミュニケーションをとることが好きな方ですね。取材対象は企業ですが話をするのは経営者や広報担当者など最後は人になります。その人が何を考えているのかを常に考えながら話をしてそれを記事にまとめていきます。
記者の仕事は、つまるところコミュニケーションの鍛錬の場といえるかもしれません。だから人とおしゃべりをする事が得意な人には向いている仕事だと思います。

二つ目は、個性が強い方です。
中部経済新聞社は個人の考えを最大限尊重してくれます。だから、自分のやりたいことが明確な方にとっては、楽園のような職場だと思います。
逆に、これがしたいという明確な意思がない方には、正直つらいと思います。これは、積極性があるから良いというわけではなく、静かにゆっくりと物事を考えていくタイプでもいいと思います。

社内を見渡しても「記者=こんな人」といえるほど共通点を見出す事が出来ませんでした。一人ひとり違った個性があります。だから、話していて面白いなと思う人も多いです。

毎週火曜日に全体会議があるのですが、その場でも「〇〇」の特集をしたいといった意見が多く出ます。そこでの発言が否定されることはあまりないですね。むしろ、やってみればという感じで上司も応援してくれます。

まとめると、「おしゃべりが好きで自分のペースで自分らしく働きたい人」にはおススメというかんじでしょうか。

最後のスライドは、新入社員の歓迎会の様子です。
個性豊かなメンバーがそろった中部経済新聞社で、あなたの個性を最大限発揮させてみませんか?皆様と一緒に働ける事を楽しみにしています。

ご清聴ありがとうございました。

※所属は当時の情報です。

配布資料

2019年10月5日 中部経済新聞「逆風下のブライダル業界」PDFダウンロード
2019年10月5日 中部経済新聞「逆風下のブライダル業界」
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