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第2部「先輩社員の仕事紹介」
【編集職】取材記者:「新聞記者の仕事は、わくわく、どきどき、はらはらの連続」

自己紹介

はじめまして。中部経済新聞社で記者をしています、勝又といいます。
本日は、短い時間ですが、記者の仕事の魅力を伝える事が出来ればと思います。よろしくお願いします。

まずは、簡単に自己紹介します。
私は2008年に入社しました。入社以来、記者として仕事をしています。現在までに自動車、航空機、鉄鋼、窯業、情報通信の業界担当や三河地方の支社・支局に勤務して地元企業を取材してきました。
現在は、三遠支局に勤務して東三河から浜松までのエリアを担当しています。写真にあるのが三遠支局の様子です。三遠支局には、記者と営業担当の2名が勤務しています。通常の支社だとそこに支社長がついて3人体制となります。

地方は記者一人で担当するエリアが広いため支社長や営業担当と連携を図って業務を行います。そのため、支社間の情報交換が活発に行われるので、本社以上に和気あいあいとした雰囲気があるかもしれませんね。

それでは、本題に入ります。
今回、私の方からお伝えするのはスライドにある通り3点あります。私が入社前に不安だったことをもとにお話をします。それで少しでも皆さんの不安が解消されればよいかなと思います。

一日のスケジュールはサラリーマンと同じ

それでは、仕事の内容と一日のスケジュールからお話をします。

1日の主なスケジュールですが、これは通常のサラリーマンと大きな違いはありません。
まずは朝10時までに出勤し、メールのチェックや、その日に予定している取材の準備、企業からの主な発表予定の確認などを行います。
お昼すぎごろから取材のため、企業を訪問します。取材先となる企業に話を聞いたうえで、ニュースにしようと決めたら、3、4時ごろに会社に戻ってから実際に原稿を書きます。
原稿は短くて100字、長ければ1200字ほどを仕上げていきます。書く原稿の数は、日によって変わりますが、1日で1~3本ほどを書きます。原稿の締め切り時間は夕方6時半前後になっており、夕方は常に時間との勝負になっています。

夜討ち朝駆けの取材の意味とは?

時には仕事終わりに企業の社長や役員の自宅に訪問することもあります。

昼間、会社では聞けないような内々の話も聞き、その話をもとにしてニュースを書くことも多くあります。新聞業界では「夜討ち朝駆け」取材と呼ばれています。
最初は、ここまでIT技術が発達している中で、昭和のような仕事に驚きましたが、夜討ち朝駆け取材では、取材先の社長や役員との距離感がぐっと近くなり、人間味を感じられます。新聞業界には人間味にあふれた方が多いように感じていますが、そういった仕事内容も影響しているのかもしれませんね。

海外取材は大変?

つづいて、私が自動車担当だったころのお話です。

写真は、上海モーターショーを取材したときのものです。中部地区のモノづくりの企業はエリア内だけでなくグローバルに展開している企業が多くあります。そうなると、必然的に取材先が海外のイベントや工場だったりする場合があります。
私も入社以来、何度となく海外への取材を経験しています。とても良い経験をさせてもらっていると感じています。

続いてのスライドは、海外での中古車の流通事情を取材するためにドバイを訪れた時の写真です。

地元の自動車ディーラーがドバイで中古車ビジネスを展開しているとの話を聞き、取材を行いました。ドバイは、アフリカへの中古車市場の中継点となるため重要拠点となります。アフリカでは低燃費車への需要が強くあり、そうなると日本車の出番となるわけです。
そのディーラーは2004年から海外事業へ打って出ていました。内需へ依存しがちな業界ですら外需への対応を積極的に進めているのは、とても興味深い動きだと思います。今後もこのような地元企業の海外展開の動きを追っていければと考えています。

ただし、海外取材をすると大変な面もあります。それは、取材の後に長期の連載記事を執筆しなければいけないということですね。「海外取材は楽しそう」と思われるかもしれませんが、取材が終わって日本に帰ってからの仕事を考えると少し憂鬱になりますね。(笑)
でも、それだけにやりがいがあります。入社したら、機会があれば積極的に海外やエリア外へ取材していく事をおすすめします。

地域に根付いて取材

現在はJR豊橋駅近くの三遠支局で、東三河と静岡県西部エリアの取材を担当しております。
取材対象となるのは、このエリアに本社を置くほぼすべての企業になります。

このため企業の規模や業種は幅広く、完成車メーカーのような大企業から、自動車部品メーカーや工具メーカー、外食から小売り、再生医療製品と多岐にわたっています。それぞれの業種で取り巻く環境やビジネスの慣習などが異なります。
当初は覚えるのも大変でしたが、慣れれば業種ごとの違いを比較でき、逆に勉強の機会になります。

心掛けているのは、地域に根付いて取材することです。それぞれの企業の頑張りやきらりと光ることをしっかり聞き取り、記事にすることが大事だと考えています。個別の企業の取り組みに限らず、地域全体の動きも取り上げます。

スライドの記事は、2019年5月23日に掲載しました。名古屋市内のように、東三河でもホテルの開業が相次いでいることを取り上げた内容です。このような記事を発信するのも、中部経済新聞の役割だと考えています。

休日の過ごし方は?

皆さんの中でも休日について不安に思われている方が多いのではないかと思います。
実際に私も入社前は、休日があるのかどうか心配に感じていました。

でも、実際のところは、月に1回程度は取材先の都合で土日に仕事が入ることもあります。私自身としては、休日は自分の時間をしっかり持つことが出来ていると思います。

また、仕事の調整がつけば長期休暇も可能になります。取材先の休日スケジュールがゴールデンウィークや夏休みに10日前後あった場合、私も合わせて長期休暇をとるようにしています。過去には、屋久島、北海道や東北で山登りの旅行や、ケニアやタンザニア、スリランカなど海外旅行に行くことができました。写真のスライドはアフリカ旅行の際に撮影した写真です。

社内の雰囲気として、自分の仕事をきっちり行えば、ある程度のことは認めてもらえるという社内の雰囲気がありますね。

最後に「新聞記者の魅力」について、お話をして私の話を終わろうと思います。

新聞記者の仕事は、わくわく、どきどき、はらはらの連続です。
毎日のように、取材を通じて新たな方と会う機会があります。毎日が新たな発見と勉強の繰り返しです。一方で、大きな取材テーマをめぐって、ほかの新聞社と取材競争になることもあります。
そのような場合は、当社より先に他の新聞に記事が載らないか、はらはらすることになります。

また、記者は「職人」とも呼ばれ、時間とともに仕事の技が熟成されていきます。
私自身は入社してから10年以上たちますが

①文章を書く能力 ②相手の話を引き出す能力 ③考えを相手に伝える能力

この三つの能力が格段に上がったと実感しています。
もし、あなたが入社をしたならば一緒に成長が出来るようにサポートできたらと思います。

ご清聴ありがとうございました。

※所属は当時の情報です。

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