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第1部「中部経済新聞社とは?」 -挑戦を続ける会社-

本日は、お忙しい中、中部経済新聞社の会社説明会にお越しいただきありがとうございます。

会社名から堅いイメージを持たれる事が多いですが、仕事は面白い内容が多いと思います。短い時間ではありますが凝縮してお伝えできればと考えています。
本日はよろしくお願い致します。

さて、本日のプログラムですが、初めに私の方から会社の歴史と概要についてお話をさせていただきます。
その後に編集職とビジネス職、それから新入社員の方に登場いただき、それぞれの職種の仕事内容についてお話しいただきます。

中部経済新聞社が「AI」記者を採用?

はじめに会社の歴史について紹介をします。
70年以上も歴史があると、短く紹介するのがなかなか難しい。社史は何百ページもあり、読み上げるだけでもすごい時間がかかる…と色々と考えたところ、ちょうどよい企画がありました。

みなさんにお配りしている「この記事、AI記者が書きました」をご覧ください。
こちらの企画は、創刊70周年記念企画として過去の記事や社史をAIへ読み込ませて中部経済新聞社の歴史をテーマにして作成させた記事です。

2016年11月1日に掲載されたのですが、当時としては画期的で「AIが書いた記事が初めて日本の新聞に掲載された。」として、多くのメディアで紹介をされました。
皆さんの中でも記憶にあるかもしれません。70年の歴史が短い文書でよくまとまっていると思います。

でも、よく読んでみると誤字があるのがわかりますか?実は、誤字があるまま新聞へ掲載をしたんですね。通常ならばあり得ない事ですよね。

企画責任者に聞いたところ「掲載時点でのAIの実力をありのまま知ってほしかった。今後の技術的発展を期待してあえて、そのまま掲載したんです。」と話していました。
AIが記者となることは、まだありませんが、将来的には一人の頼もしいパートナーとして活躍する日が近いかもしれませんね。
みなさんも帰ってからゆっくり読んでいただき間違いを探してみてください。

創刊号は2Pからのスタート

つづいては、創刊号と創刊当時の社員旅行の写真です。

中部経済新聞社は、中部財界の支援により誕生した会社ですが、創業当時はこの名駅ではなく現在の中日新聞社の一角にオフィスを構えており、今で言う社内ベンチャーのような存在でした。そのため、中日新聞社とは創業当時よりご支援いただいた関係で現在でも中日新聞の販売店網より配達を行っていただくなど、様々な面でご協力を頂いています。

さて、創刊号は1枚・2ページからのスタートでした。戦後間もないころ、紙が不足していた1946年11月1日に発刊です。見ていただくと・・・文字だらけですね。紙不足の中でびっしりと情報を詰め込んだ写真がない文字だらけの紙面からスタートをしました。・・・とても読みにくいなと感じますが、何となく情熱は伝わってきますよね。

創刊以来70年にわたり中部地区で活動をしているなかで地元財界や経営者からは「中経さん」と呼ばれて親しまれてきました。読者属性を見ても「東海四県の特に愛知県の経営者や企業団体の管理職に多く読まれている新聞だ」といえるのではないでしょうか。

最近では、地元の航空会社・FDAの機内紙として採用されたり、Yahoo!ニュースやSmartnewsなど外部ニュースサイトなどを通して幅広い方へ情報発信をしています。

HPのアクセス分析をすると海外からのアクセスも一定数あり、中部の情報はエリア外にも需要があるんだなと感じています。ちなみに、海外向けには、ダウジョーンズという通信会社を通して記事販売も行っています。

日刊ゲンダイ(中部版)の編集・発行

中部経済新聞社の新聞事業としてもう一つ「日刊ゲンダイ(中部版)」があります。

皆さんの中には、駅やコンビニなどで見たことがある方がいるかもしれません。首都圏や関西圏では即売紙といって、駅・コンビニなどで販売される夕刊紙の中で一番の人気があります。

中部経済新聞社では、日刊ゲンダイ社と版権契約を結び1992年4月より中部地区での発行と一部紙面の編集業務を行っています。当時は、中部経済新聞と媒体特性の違いや中部地区では首都圏と違い通勤時間が短いため需要がないのでは?との意見が多かったそうです。そんな中で様々な関係者との調整を行い、発刊へとつなげていきました。現在では、東海4県・北陸3県まで13,300部発行されています。

新入社員からいきなり配属される可能性は少ないですが、ご自身のキャリア成長の中で経済新聞とは全く違うキャリア形成として役立つ日が来るかもしれませんね。

「経済新聞」が「ファッション誌」を発刊?

続いて、出版事業のご紹介です。

社名からも堅い経済書をたくさん出しているのでは?と思っている方も多いと思います。
実際のところは、企業情報などを扱った書籍もありますが、昔から様々なジャンルへも挑戦してきていました。皆さんは書店で「CHEEK」という雑誌をご覧になった事はありますか?既に版権は他社へ譲渡していますが、実は「CHEEK」は中部経済新聞社が創刊しました。

1970年の大阪万博の年に、「第1回ワールド・ジャーニー・ファッションショー」を業界団体と共催で開催し、そのイベントで配布されたパンフレットが雑誌の原型となりました。スライド右側がファッションショーの様子です。

このファッションショーをきっかけとして「雑誌にしてみてはどうか?」との意見が社内で盛り上がり、書店への営業活動を重ねて1984年11月に創刊号を発刊したそうです。

ちなみに雑誌名の「CHEEK」は、女性社員の提案で決まったそうです。時代を先取りして取り組んだ事業として最盛期には7万部を発行するなど好評を得ましたが、経済新聞社が専門外の雑誌を発刊し続けるのは難しくなり、雑誌事業にピリオドが打たれました。

それでも新しい事への挑戦する文化は引き継がれていていて、最近では、日本ど真ん中書店大賞の岐阜部門で大賞を受賞した「やなな小説『奇跡は段ボールの中に』」を発刊するなど新しい分野へと挑戦をし続けています。
是非、お近くの書店で確かめてみてくださいね。

「経済新聞」が
「レーシングカーショー」を開催?

つづいては、イベント事業のご紹介です。

スライドの写真は、現在も続いている「名古屋モーターショー」の前身となる「レーシングカーショー」と「ナゴヤモータフェスティバル」イベントの様子です。

「レーシングカーショー」の始まりは、編集局の記者の一人が「他の地域でレーシングカーショーをやっているところがあるが、それを中経の事業に活かせないだろうか」と切り出したのが始まりでした。

聞き伝えではその社員の趣味だったと聞いたことがあります。まさしく、「趣味を仕事にする」ですね。すごいですね。
でも、当初はレーシングカー自体の認知度が低く「中部経済新聞とマッチするのか」「タイトルからしてふさわしくないのはないか」という意見が大方でした。それでもその記者は動き続けて、最終的には社長へ直談判し了承を得たことで社をあげて取り組む事業となったようです。情熱がすごいですね。

結果は、会場の吹上ホール周辺が大渋滞になるほどの人気イベントとなり、全国放送の生中継がはいるなど、大変盛況となりました。

その後、形を変えて現在の「名古屋モーターショー」へと進化をしています。現在でも多くの方が来場する中部地区を代表するイベントの一つとなっています。
一人の社員の思いがここまで大きくなるというのは、すごいですね。

最近では、「夏山フェスタin名古屋」という人気イベントもありますが、こちらも現在の社長の趣味が登山だったことからスタートした企画です。
イベントというのは個人の思いが最も形にできる仕事なんだと実感させられます。

名古屋駅から徒歩5分・濡れずに通勤できる

最後に不動産事業のご紹介です。

皆さんがいる場所は、スライドの場所にあります。ミッドランドスクエアの後ろ側にあるビルですね。

ちなみに、こちらの写真は60年ほど前の名古屋駅になります。今の名古屋駅とは全く違っていますね。

中部経済新聞社は、1949年よりこの名古屋駅に本社を構えて活動しています。はじめは木造2階建てから始まり、鉄筋9階建て、そして現在の17階建ての「名古屋クロスコートタワー」へと進化してきました。

このビルは中部経済新聞社と名古屋鉄道、東和不動産の三社の共同事業として2012年7月に竣工しました。
名古屋駅からミッドランドスクエアを経由して地下でつながっているので、駅から濡れずにアクセスできます。実際に私も何度か自宅の駅に着いてから傘を忘れたことに気づくこともあるくらいに便利なビルです。

地下の飲食店街は「チカマチラウンジ」といい、11店舗の飲食店が連なっています。和洋中と様々なジャンルが入っているので、お昼には困りませんよ。

常に新しい事に挑戦してきた会社

最後に、私自身が感じた中部経済新聞社の魅力ですが「常に新しい事に挑戦してきた会社」だという事だと思います。個人の思いを形にして、新しい事へ挑戦できることは、大変ですが、とてもやりがいがあります。

新聞社という存在は、情報を扱う会社として色がついていない分、様々な方とつながりを持つことができます。この恵まれた環境を生かすも殺すも自分次第ではだと思います。

中部経済新聞社には、編集会社・広告会社・イベント会社・出版社など様々な顔を持つ企業でもあります。この中から是非、自分にとって望ましい仕事を見つけていただければと思います。

ご清聴ありがとうございました。

※所属は当時の情報です。

配布資料

創刊70周年企画「この記事、AI記者が書きました」PDFダウンロード
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