自動車部品の三重精機 医療・半導体向け拡大 売上比率５倍へ、基盤強化
自動車部品メーカーの三重精機（本社桑名市、高橋宏和社長）は、医療機器部品や半導体製造装置部品の売上高を拡大する。非自動車分野の売上高比率について、10年後に５倍以上に高める方針だ。直近の３％程度（２０２５年３月期）から15～20％（35年３月期）まで引き上げたい考え。ＥＶ（電気自動車）の普及で内燃機関部品の需要減が想定される中、自動車以外の売上高拡大に努め、収益基盤の強化を狙う。（四日市・桝田宏行）
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