職業体験イベント開催 大垣市で 子ども4千人来場
【西濃】大垣市で子ども向け職業体験イベント「キッズワークフェス」が15、16の両日に開かれた。約4千人の子どもが来場した。市内企業や団体など29社が協力し、製造、建設、サービス業など多彩な仕事を体験できる場を提供した。昨年は、職業体験施設「キッザニア」を運営するKCJ GROUP(本社東京都)監修のイベントだったが、今回は市と青年団体などによる独自開催とした。
イベントでは、職業体験後に会場で使える専用通貨を渡し、菓子を購入できる仕組みを採用。仕事と報酬の関係を学べる場をつくるとともに、地域企業の認知度向上を狙った。
総合建設業の岐建(本社大垣市)は、大垣市役所を再現した大型の模型を使い、施工管理の仕事を再現。子どもたちはヘルメットを着け、「安全確認よし」と声を上げながら、建材の運搬や組み立てを体験した。担当者は「建設業はチームワークが大切。コミュニケーションの重要性が伝わる体験内容を意識した」と話した。
このほか、瓶メーカーの日本耐酸壜工業(本社大垣市)はラムネ瓶の検査工程、河合石灰工業(本社大垣市)は石灰製品の分析などの体験を提供した。いずれも仕事の仕組みや役割を紹介し、ものづくりの奥深さを伝えた。
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