鉄道の復旧訓練を実施 名鉄、南海トラフ地震に備え
名古屋鉄道は13日、名古屋市港区の築港線の一部で南海トラフ巨大地震の発生を想定して、鉄道の災害事故総合復旧訓練を実施した。鉄道事業本部の従業員約60人が参加し、復旧の作業手順や情報収集の方法などを確認した。
訓練では、列車からの乗客の避難誘導や倒壊した踏切警報機の復旧、脱線した列車の復旧など一連の作業を行った。鉄道事業本部の駅や土木、車両、電気部門などの担当者らが参加して、部門間の協力体制について確認する場にもした。
高崎裕樹社長は訓練後の講評で「訓練は有事の際の対応力を高めることが目的。鉄道事業を行う上で、安全と輸送確保は最大の使命と考えている。これからも訓練を繰り返し行い、安全性向上に努めてほしい」と参加した従業員らに呼びかけた。
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