新ビジネス創出を後押し メッセナゴヤ開幕
日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2025」が5日、名古屋市港区の名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)第1展示館で開幕した。企業同士の交流を促し、新しいビジネスや価値の創出を後押しする。7日まで。
開会式で、主催者を代表してあいさつした名古屋商工会議所の嶋尾正会頭(大同特殊鋼相談役)は「企業を取り巻く環境は、不透明感を増している。こんな時代だからこそ、新たな価値を創出することが大事。メッセナゴヤの意義の重要性が高まっている。未来を切り開くような商談が生まれることを期待している」と強調した。
来賓の中部経済産業局の寺村英信局長と、主催者の愛知県の古本伸一郎副知事、名古屋市の広沢一郎市長、メッセナゴヤ実行委員会の貸谷伊知郎委員長(名商副会頭、トヨタ自動車アドバイザー)が参加して、テープカットを行った。
開会式後、嶋尾会頭は会場を見て回った。宇宙産業コーナーでは、トヨタ自動車などが開発を進めている有人月面探査車「ルナクルーザー」の説明を受けた。佐久間特殊鋼のブースでは竹を材料に使った製品を見学した。
嶋尾会頭は視察後、「出展各社・団体の元気の良さを感じた。開発中の先端技術が実用化されることを期待している」と話した。
844社・団体が出展している。開催時間は午前10時から午後5時まで。入場無料。ウェブサイトで事前登録が必要。
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