全国唯一のブロック経済紙 愛知・岐阜・三重・静岡の経済情報

中部経済新聞 購読者向け中経企業年鑑データサービス申し込み・ご利用はこちら

新聞記念プレート作成

ヒマラヤ 100店体制の大台回復 コロナ禍乗り越え5年ぶり

100店舗目となった「ゆめタウン姫路店」(ヒマラヤ提供)
100店舗目となった「ゆめタウン姫路店」(ヒマラヤ提供)
 スポーツ用品店のヒマラヤ(本社岐阜市)は、2025年8月期末の店舗数が101店舗と20年8月期以来5年ぶりに100店舗体制に戻した。コロナ禍で閉店を余儀なくされ、21年8月期から24年8月期は90店舗台で推移していた。100店舗の大台回復を節目に、今期(26年8月期)は既存店の改装に軸足を移す。(岐阜)

 25年8月期は千葉県に「イトーヨーカドー四街道店」、兵庫県に100店舗目となった「ゆめタウン姫路店」、香川県に「ゆめタウン丸亀店」の3店舗を出店した。
 25年8月期は売上高を引き上げることに注力。プライベートブランド、ナショナルブランドともに低価格の商品を充実させるなどして前期比3・3%の増収を実現した。一方で既存店の粗利益率の改善が遅れ、営業、経常、純利益は減益だった。
 26年8月期は増収増益を計画する。既存店7店舗の大規模改装に約2億円を投じ、売り場を充実。全体の収益の底上げを図る。改装投資を行うのは、豊田市や春日井市など東海地区の店舗のほか、埼玉県、山口県、鹿児島県などの全国にある店で、いずれも売り上げの大きい主力店舗。外壁を修繕したり、店内の壁を撤去して売り場を行き来しやすくしたりする。
 小田学社長は「大規模改装する7店舗は、もともと好立地であったり、長年の顧客がいたりして売り上げが取れている。人口などの観点からさらに伸びるとみており、改装を決めた」と話している。
 ヒマラヤは25年8月期の連結売上高は604億4700万円、純利益は1100万円。26年8月期の売上高は620億円、純利益は3億2千万円を見込む。

全文669文字

記事をもっと読むには・・・

【購読のご案内】中経を読んでいる会社は強い
【購読のご案内】中経を読んでいる会社は強い

2025年10月25日の主要記事

ご意見・ニュース提供
新聞広告出稿
土曜日紙面サンプル閲覧
電子版中経オンライン
アラジンオフィス
名糖産業株式会社
オートモーティブ ワールド
購読者特典 中経企業年鑑WEB版申し込み

会社概要メニュー

出版物のご紹介 一覧へ

中経企業年鑑登録

イベント情報一覧へ

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
Japan Mobility Show Nagoya2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:中部経済新聞社、TOKAI RADIO、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送

JAPAN MOBILITY SHOW 2025に出品された国内外の四輪・二輪車メーカーのコンセプトカーや最新市販車に加えて次世代モビリティに関する展示のほか、各種試乗会などの体験型催事など各種イベントの開催を予定します。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
あいちITSワールド2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
主催:愛知県ITS推進協議会、中部経済新聞社

「市民参加」や「ITS体験」を特色とした「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の理念を継承し、愛知県がITSの先進県としてさらに発展していくことを目指して2005年にスタートしたイベント。

2025年11月22日(土)
第11回 全国高校生コマ大戦
Japan Mobility Show Nagoya場所

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会

2025年、11月に開催する「Japan Mobility Show Nagoya 2025」会場において「第11回全国高校生コマ大戦」を開催します。今回の大会では、東海地区の高校生を中心に全国から100チーム(予定)参加を募って実施いたします。