スポーツ地域貢献を拡大 アイシン、創立60周年で児童と交流
アイシンは今年が創立60周年であることを機に、「アイシンスポーツ地域貢献活動」を広げている。愛知県内のアイシンの拠点がある全9市の小学校や地域のイベントなどに対し、同社グループに所属・協賛する七つのスポーツクラブの選手が訪れて交流したり、同社のスポーツクラブが出場する大会に地元住民を招待したりしている。
26日には、刈谷市のかりがね小学校でアイシンスポーツ地域貢献活動を実施。6年生約120人が参加した。プロバスケットボールチームのシーホース三河に所属し、日本代表としても活躍した柏木真介さんと交流した。
柏木さんはポイントガードとして活躍し、今年5月に引退。現在はシーホース三河でコーチを務めている。
児童と柏木さんはチームに分かれ、置いてあるボールを自分の陣地にいかに多く持ってくるかを競うゲームや、バスケのミニゲームなどで交流。柏木さんによる講話もあり、「これまで多くの壁にぶつかってきた。壁に向き合い、乗り越えてきたから、次の壁にまたぶつかる。それが成長した証」などと話していた。
参加した渡辺湊さん(11)は「元プロ選手で日本代表の柏木さんと一緒にバスケをやれて、より楽しかった」と話した。
アイシンスポーツ地域貢献活動は昨年度から行っているが、選手による小学校での講話会のみだった。本年度は5月に開始し、講話会で20回以上、地域イベントへの訪問で10回以上を年度末まで実施する予定。試合への招待も行う。
記事をもっと読むには・・・