20年連続出展企業を表彰 メッセナゴヤ20周年記念式典開く
愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所で構成するメッセナゴヤ実行委員会は24日、名古屋市内のホテルで異業種交流展示会「メッセナゴヤ」の20周年の記念式典を開催した。動画で20年を振り返ったほか、歴代の実行委員長を紹介した。名商の嶋尾正会頭や実行委員長の加留部淳氏ら会議所関係者、愛知県の大村秀章知事、名古屋市の広沢一郎市長、出展企業ら280人が出席した。
嶋尾会頭は「この20年間、リーマン危機や東日本大震災、コロナ禍など社会や経済を揺るがす大きな出来事が相次いだ。そのたびに企業同士がつながり未来を切り開くための場が求められ、メッセナゴヤを続けてきた。足元、人手不足や物価高などで不透明感が増している。企業が連携して新しい価値を生み出す必要性はこれまで以上に高まっている」と話した。
式典では、今年含め20年連続の出展企業の表彰式を行った。トヨタ自動車や中部電力、三菱UFJ銀行、名古屋鉄道、リンナイ、パイオニア風力機など17社が表彰を受けた。
メッセナゴヤは、2005年の愛知万博(愛・地球博)の理念を継承して06年に開始した。異業種交流の祭典として、企業の交流や商談の機会を創出するとともに、販路拡大や人脈形成の場を提供し、地域経済の活性化に貢献している。
今年は11月5~7日にポートメッセなごや(名古屋市港区)第1展示館で開催する。
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