完全キャッシュレスへ実証実験 三重交通、栄―長島温泉路線で
【三重】三重交通(本社津市、田端英明社長)は10月1日、国土交通省が主導する「完全キャッシュレスバス実証運行」の事業に参画して、1路線で運行を始める。キャッシュレス運行は、運転士の負担軽減につながることが期待される。実証運行を通じ、持続可能なバス交通網のあり方を探る。
実証期間は来年1月31日まで。栄(オアシス21)―長島温泉間を結ぶ「栄長島温泉高速線」のうち1往復が対象となる。三重交通のICカード、交通系ICカード、クレジットカードなどによるタッチ決済に対応。現金しか持ち合わせていない場合は、窓口で乗車券を購入する必要がある。
深刻化する運転手不足などでバス交通網の維持が限界を迎えつつある中、国交省は、同実証事業を2024年度から全国規模で実施している。
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