愛知県 木の香る都市づくり事業 支援10施設を決定
愛知県は18日、「2025年度木の香る都市(まち)づくり事業」の支援施設を決定したと発表した。
同事業は人工林のスギ・ヒノキ県産材活用のため、2019年度から木材利用促進につながるPR効果が高い民間建築物などを対象に、木造化や内装木質化、木製備品を導入する経費の一部を補助している。選定された施設などに、対象経費の2分の1以内で助成する。あいち認証材を用いていることなどが条件。
25年度に選ばれた10施設のうち、グリーンパワーバリューが26年1月に完成予定のオフィスビル「ノイア メイエキ」は、各階天井の一部にスギ羽目板を施工し、前面道路から見上げた際、室内施工にもかかわらず木を感じられるデザイン。エントランスや外装の一部も木質化している。
支援施設は次の通り(かっこ内は所在地と支援先社名)。
ノイア メイエキ(名古屋市、グリーンパワーバリュー)▽三光工務店社屋(一宮市、三光工務店)▽介護付き有料老人ホームごんの里(半田市、リリーズ)▽中村土木建設社員寮(東海市、studioKOIVU一級建築士事務所)▽「はばたきファミリークリニック(仮称)」(愛知県東浦町、フロンヴィルホームズ名古屋)▽「エスツーアイ・ソリューションセンタービル別館(仮称)」(愛知県東浦町、エスツーアイ)▽風の森の郷浴室・手洗い棟(愛知県美浜町、社風)▽「岡崎駅東口複合施設(仮称)」(岡崎市、名古屋ステーション開発)▽ハナロロ阿知和工場(岡崎市、タキコウ縫製)▽サーラプラザ豊橋南(豊橋市、サーラエナジー)
記事をもっと読むには・・・