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ニッカホーム 民泊事業へ参入 年内3施設 東京、大阪進出も視野

6月に開業した昭和50年代をイメージした「レトロ名駅」
6月に開業した昭和50年代をイメージした「レトロ名駅」
 リフォームや増改築を手掛けるニッカホーム(本社名古屋市緑区)は、空き家などを活用した民泊事業へ参入した。今年6月に民泊事業部を立ち上げ、名古屋市中村区に昭和50年代をイメージした宿泊施設「レトロ名駅」を開業した。7月には愛知県美浜町に古民家を改装した施設を開業。年内には3施設目のオープン・運営を計画している。今後も愛知県内を中心に運営施設を拡大。将来的には、東京、大阪への進出も視野に入れる。(武居皇弥)

 民泊事業は、空き家などの遊休不動産の活用を目的にスタート。リフォーム事業を手掛ける同社の技術、ノウハウと、グループ会社の宿泊施設運営のノウハウを組み合わせ、地域や物件の特性に合わせたテーマのある民泊を整備する。
 民泊事業参入後、初の施設運営となったレトロ名駅(名古屋市中村区則武2の2の21)は、名古屋駅太閤通口から徒歩3分の場所に立地。空き家となっていた古民家を購入し、「昭和かわいいミュージアム」をコンセプトにリフォームした。価格は1人1万2800円ほど。
 室内にはレトロなテレビや家電、家具、食器をそろえているほか、昭和50年代の暮らしを感じることができる雑貨も並べている。当初は40~60代の利用を想定したが、フォトジェニックな空間が評価され、20~30代の若者や外国人観光客の利用が多い。
 民泊事業運営2施設目の「美浜~海の見える家~」(愛知県美浜町布土中平井1の2)は、名鉄河和線河和口駅から徒歩7分ほどの場所に立地。広々とした古民家を改装しており、最大12人で利用できる。住宅街の中にあることから、周辺住民と交流を深めており、不安を感じさせないような運営を心掛けている。
 担当者は「空き家は取り壊されることが多いが、テーマのある民泊にリフォームすることで壊さずに活用することができる。将来的には東京や大阪で勝負したい」と意気込んでいる。

全文780文字

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2025年10月10日(金)
しんきんビジネスマッチング「ビジネスフェア2025」

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)第3展示館
主催:ビジネスフェア2025実行委員会

東海地区34信用金庫の取引先が、ポートメッセなごやに自慢の商品、技術、情報、知恵を持ち寄って、展示・PRします。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
Japan Mobility Show Nagoya2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:中部経済新聞社、TOKAI RADIO、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送

JAPAN MOBILITY SHOW 2025に出品された国内外の四輪・二輪車メーカーのコンセプトカーや最新市販車に加えて次世代モビリティに関する展示のほか、各種試乗会などの体験型催事など各種イベントの開催を予定します。

2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
あいちITSワールド2025

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
主催:愛知県ITS推進協議会、中部経済新聞社

「市民参加」や「ITS体験」を特色とした「ITS世界会議愛知・名古屋2004」の理念を継承し、愛知県がITSの先進県としてさらに発展していくことを目指して2005年にスタートしたイベント。

2025年11月22日(土)
第11回 全国高校生コマ大戦
Japan Mobility Show Nagoya場所

ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
主催:中部経済新聞社、全日本製造業コマ大戦協会

2025年、11月に開催する「Japan Mobility Show Nagoya 2025」会場において「第11回全国高校生コマ大戦」を開催します。今回の大会では、東海地区の高校生を中心に全国から100チーム(予定)参加を募って実施いたします。