JR東海 LINEで忘れ物を確認 専用センターで3ヵ月保管も
JR東海は10日、find(本社東京都)の電子サービス「落とし物クラウドfind」を導入すると発表した。顧客がスマートフォンなどのアプリ「LINE(ライン)」を通じて忘れ物の問い合わせ、回答の確認を一貫して行える。10月1日午前8時から忘れ物の問い合わせの受け付けを始める。
現在は、顧客が電話やウェブなどで忘れ物を問い合わせている。ケースによっては時間や手間が生じる課題があった。
新しいサービスでは、現在に比べ円滑な問い合わせが可能になる。さらに駅係員が忘れ物の写真を撮影するだけで、迅速に忘れ物情報を登録できるようになる。現在は手入力で登録しているため、駅係員の負担軽減にもつながるとみている。
また、忘れ物を保管する「JR東海お忘れ物センター」を新たに設置し、10月1日から運営を開始する。現在は各駅で数日から2週間程度忘れ物を保管し、持ち主が現れない場合、警察署に搬送している。新センターでは保管期間を3カ月に延ばし、長期間にわたりJR東海から直接顧客に忘れ物を返すことができるようにする。
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