大垣会議所が女性創業塾 過去最多の56人参加
【西濃】大垣商工会議所は8月27日、創業を目指す女性や創業5年未満の女性経営者を対象とした「女性創業塾」を開講した。地域の金融機関や大学などと連携し、創業準備から販路開拓、資金調達、IT活用までを支援する。全10回の講座を通じて、受講者の事業構想を具現化し、創業後も伴走型支援の体制を整える。
初回講義では、中小企業診断士の二宮佳代氏が登壇。事業の目的づくりや顧客視点の重要性を説き、「売り上げはお客さまから頂くもの。お客さまの利便性を軸に事業を考えるべき」と語った。受講者同士の交流も活発で、ビジネスプランについて意見を交わす場面も見られた。
今年の受講者は56人と過去最多。講座の担当者は「岐阜県内で女性の創業相談が増加しており、地域経済の活性化にもつながる」と話す。
講座終了後も、商工会議所や専門家がフォローアップ相談を実施し、創業資金の利子補給制度や補助金申請の支援も行う。最終講座は11月12日を予定している。
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