「とうしゅん創業塾」開講 東春信金が10月
【尾東】東春信用金庫は10月から、「第15期とうしゅん創業塾」を開講する。小牧、春日井、江南、犬山の各商工会議所、大口町商工会との共催。創業の準備からマーケティング、財務計画などが学べるほか、卒塾後も同金庫が中心となり販路拡大やマッチング支援などを切れ目なくサポートする。現在、受講者を募集している。
開講日は10月11、18、11月8、15日。時間は11月8日のみ午前9時から午後4時まで。その他は午前9時から正午まで。会場は小牧市中央の同金庫本店。参加対象は小牧、春日井、江南、犬山、大口の各市町かその近隣で創業する意欲がある人。定員は30人。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が高まっていることから、今回はデジタルマーケティングの講座に専門講師を付けた。申し込み締め切りは9月25日。
開講を前に会見した同金庫の神孝理事長は「信用金庫らしい手作り感のある内容で、一層の充実を図る。皆さんの夢をかなえるお手伝いができれば」と話した。
同創業塾の修了生も登壇した。エステティックサロンのポルトボヌール(春日井市)の野呂優美代表は「補助金申請に関して手厚い支援をいただき、無事採択され、知名度向上につなげられた」、訪問介護のMAKANA(マカナ、小牧市)の野村理恵代表は「同じ志をもった仲間に出会えただけでなく、過去の修了生とのつながりもつくっていただいた」などと話した。
同創業塾は2011年スタート。過去14年で181人の創業者を輩出し、そのうち86・1%が事業を継続している。
申し込みは専用フォームから。問い合わせは同金庫業務サポート部(電話0568・72・2181)まで。
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