本巣IC―大野神戸IC間が開通 東海環状自動車道、式典開く
【西濃】東海環状自動車道の本巣インターチェンジ(IC、本巣市)―大野神戸IC(岐阜県大野町)間が30日に開通した。本巣市内で行われた式典には自治体の関係者が出席し、開通を祝った。区間は6・8キロメートルで、東海環状道の約9割が開通済みとなった。
式典では江崎禎英岐阜県知事が「高速道路の開通は人流や経済活動に加え、防災面でも重要な役割を果たす。さらなる延伸に向けて尽力したい」と述べた。本巣IC周辺では都市公園「もとまるパーク」が開設され、大野神戸IC周辺ではイビデン(本社大垣市)やサイゼリヤ(本社埼玉県吉川市)が新工場を整備中。開通によるアクセス向上に期待が高まっている。
東海環状道は、東海3県(愛知・岐阜・三重)の都市を環状に結び、東名高速道路や名神高速道路などと接続する高規格幹線道路。総延長は153キロメートルで、未開通区間は養老IC(岐阜県養老町)―いなべIC(いなべ市)のみ。工事中の湧き水の影響で開通時期は未定となっている。
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