93社・機関が出展 ものづくり岡崎フェア開幕 自慢の技術アピール、商談活発に
三河地域最大級のものづくり展示会「第9回ものづくり岡崎フェア2025」(主催=岡崎商工会議所、岡崎市、岡崎ものづくり推進協議会)が27日、岡崎市高隆寺町の岡崎中央総合公園で開幕した。岡崎市や周辺地域から93企業・機関が出展。会場では自慢の技術をアピールする出展者や来場者の間で、新たなビジネスチャンスを探る活発な商談が行われた。
開会式では、岡崎ものづくり推進協議会の山田泰一郎会長(岡崎商工会議所副会頭)が「激変する環境も想定内と捉え、フェアのテーマでもある『ENJOYものづくり!ENJOYイノベーション!』で充実した2日間としてほしい」とあいさつ。展示会は技術や製品の紹介をメインとする「BtoB商談」と脱炭素やデジタル化など課題解決を提案する「ものづくり課題解決提案」の2テーマで展示。初回から連続出展している企業の担当者は「コロナ禍も明けにぎわっている。新規取引先の開拓につなげたい」と話した。
講演会は、サッカー元日本代表監督で、現在は今治・夢スポーツ会長の岡田武史氏が登壇。満席となった会場で「チームマネジメント~今治からの挑戦」をテーマに、ものの豊かさより心の豊かさを大切にする経営理念をベースにした組織運営や人材育成について講演した。(三河)
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